TUTORIAL:リトルボーン

※ご注意※

すり合わせや楽器の調整に不安を感じる方は、無理にこの作業を行わないでください。

迷ったときは、いつでもメールにてご相談ください。無理な作業は、楽器の破損につながる恐れがあります。

無理な作業、不適切な作業による楽器の破損につきましては、当方は責任を負いかねます。ご了承ください。

 

【リトルボーン】は、フレットの角取りや再整形にとても便利なものです。
そして、磨耗したフレットや、すり合わせ後のフレットに大変効果的です。

ここでは、リトルボーンを使う際の注意点を説明しております。

 

・リトルボーンは大変小さな道具です。お子様やペットが誤って飲み込まないよう、ご注意ください。

 

・リトルボーンは小さいながらも重量があります。投げたり落としたりすることで、思わぬ事故を引き起こす場合がございますので、お取り扱いにはご注意ください。

 

・リトルボーンをフレットボード上でご使用になるときは、必ずマスキングテープ等でフレットボードを保護してからお使いください。

保護なしでリトルボーンをお使いになりますと、フレットボードに傷が付く場合がございます。

 

・すりあわせ後の角取りは、ビデオにあるように同じ方向にリトルボーンを滑らせるだけで大丈夫です。くぼみを軽く持ち、滑らせるという感覚でお使いください。

力の入れすぎは、楽器の損傷を引き起こす場合がございます。

 

ご使用中にリトルボーンが摩擦熱により熱くなってきたら、それは手を止めるタイミングという合図です。紙やすり等で丸みをつける作業に切り替え、すこしリトルボーンを休ませましょう。

熱いままご利用を続けると、楽器、ヤスリ両方に損傷を引き起こす場合がございますのでおやめください。

 

・作業中はフレットボードに研磨くずがたまります。そのままにすると、保護材を破損し、さらにはフレットボードに傷を付ける原因となりますので、随時(息を吹きかける等して)研磨くずを取り除きながら作業してください。

・削りすぎてすり合わせ後のフレット頂点の平面の幅が1.3mm以下にならないよう、ご注意ください。

 

・片側の角を落とし終わりましたら、反対側の角に研磨面が当たるようにリトルボーンを水平に180度回転させてお使いください。

 

 

Copyright © 2010 - 2024 RECTIFY Master. All Rights Reserved.